1.Greens(緑のもの)・・・・・・窒素(微生物の蛋白源)
|
|
緑の葉、刈ったあとの芝、トリミングした花や葉、家庭からの生ごみ(果物・野菜くず、コーヒーかす、茶がら、卵の殻、海草・・・)牛糞堆肥、馬糞堆肥、鶏糞堆肥など。(オーガニック・コンポストに使う家畜糞堆肥は、その「元」をつくる家畜の餌にも気をつけて下さい。オーガニックの餌のみを与えて育った家畜の糞を使った堆肥が理想的です。)
|
2.Browns(茶色のもの)・・・・炭素(微生物のエネルギー源)
|
|
わら、のこくず、枯れ葉、木屑、とうもろこしの茎など。
|
3.Air/ 空気
|
|
コンポストを作る微生物は酸素が必要です。酸素不足はコンポストのプロセスを遅らせたり、匂いが発生したりするので定期的な切りかえし(空気を送り込む作業)が必要になります。
|
4.Moisture/ 湿気(水)
|
|
コンポストには、固くしぼったスポンジ程度の湿気が必要です。雨や雪に当てたり、必要に応じて水分補給をして下さい。乾燥しすぎないように蓋で湿気をコントロールするのもよいでしょう。ただし、水分が多すぎるのはよくありません。この湿気管理、家庭用の小さなコンポストでは割と難しく、どうしても湿気過剰になりがちです。生ごみは一度乾燥させてから加えるといいでしょう。また、一度水分過剰になって腐ってしまったコンポスト(の材料)は再生するのが難しいので少し乾燥気味かな?というくらいが失敗が少ないです。
|
5.Biodegraders/ 微生物など
|
|
コンポストづくりの主役は、土の中にいるバクテリアや細菌、みみず達です。良質のコンポストを作るには、いかに彼らが働きやすい(生きやすい)環境を作ることができるかということにかかっているといっても過言ではありません。
人間がする作業は上にあげた必要なものを与えるだけで、残りの作業は全て微生物達がやってくれます。
|