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雑記帖〜生生流転

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2004年7・8月に思ったこと

ホームページづくりって

実は人間の本能なのかもしれない。
人間、自分が生きた証をどうにかして残したいと思うのは自然なこと。
子供のいる人は子供に知識や経験を受け継いでもらうことが出来るけれども、子供のいない人にとってはこれからHPがその代わりを果たしてくれるのではないだろうか。

こんなつたない私のサイトでも、どこかの誰かがレシピのひとつでも気に入ってくれてその人の家庭の味として残していってもらえたら・・・幸せなことこの上ない。
私の知らないどこかで、私がこの世に生きた証として目に見えないものが残るかもしれない・・・そう考えると、ちょっとうれしい。
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明け方目が覚めて、そんなことをつらつらと考えていました。



鹿、ふたたび

やってくれました。 先月食べられた枝豆がやっと成長してきた・・と思ったら、また食べられてしまいました。かろうじて5本だけ残っていたうちの2本は根ごとひきぬかれ、残り3本も根元から。 枝の簡易フェンスは役に立たなかったようです。
(ところでこの簡易フェンス、意外とご近所で評判がよく、見た目も自然でいいという噂になっている・・とお隣さんから聞きました。鹿も気に入って来てくれるのかも?!)

他の野菜たちは無事なので、来年からは枝豆だけコンテナ栽培にしようと思います。



今週

民主党のコンベンションで正式にジョン・エドワーズ氏が副大統領候補として紹介された。 テレビでのスピーチをずっと見ていたのだが、やっぱり彼のスピーチは素晴らしい。 本当にカリスマ性のある人だなあと思う。ケリー氏は彼を副大統領候補に選んで大正解だった。

肝心のスピーチの内容で強く共感したのは、アメリカの健康保険制度や教育制度について。 自由と平等の国アメリカは、実のところ本当には自由でも平等でもない。 貧富の差は激しいし、貧しくて健康保険を買えない人が山ほどいる。病気になっても病院へ行けず、適切な治療も受けられない人達がごまんといる。

学校も地域によって差があり(学校は私立を除いて住んでいる地域の学校へ通うシステム)、いい学区は当然家や税金も高く、自然裕福な家庭の子と貧しい地域に住む子とでは 受ける教育水準も違う。となると裕福な家の子はいい大学へ進学する可能性も高くなる。アメリカは想像以上に学歴社会で、いい会社は最低でもマスター・ディグリー(修士号)が必要なところが多い。学歴が高ければ高いほど、その分収入も良くなるという仕組み。それも、スタート時点で既に大差がつけられていて、学歴のない人は一生の収入が博士号を持った人の初年俸にも満たないという人も。

そしてさらに生まれによって貧富の差は広がってゆく。。
極端な話、裕福な家庭に生まれるか貧しい家庭に生まれるかで将来がほとんど決まってしまうと言っても過言ではないと思う。

かつて言われていたアメリカンドリームは、今やほんとうに夢でしかない。

もしケリー氏が大統領になったら、まず健康保険制度と教育制度を全国民に平等にするという。もちろん税金はその分上がるが、そんなものは国民の義務として当然のこと。 外へ外へと目を向ける前にまず、自分たちの足元からしっかりと地固めをするのが先決だと思う。

私には選挙権がないのが非常に残念だが、今度の選挙はぜひケリー氏にがんばって当選して欲しい。



しそ

皆さん、しそって『ゴマ科』の植物だってご存知でした?
しそだからてっきり『シソ科』だとばかり思い込んでいました。 こういう思い込みって、自分が知らないだけで他にも沢山あるような気がします。
世の中、分かっているつもりのことでもまだまだ知らないことだらけです。

(追記と訂正)
↑と、書いたのですが、間違いでした。ごめんなさい。
なぜか私の持ってるハーブの本(某有名出版社のもの)が間違っていたのです。
そうだよね、しそはやっぱりシソ科でしょー。あったりまえじゃん・・。(こころの声)
以前これを読んで信じてしまってた方、間違いですので。シソはシソ科です!



コンベンション

昨夜は大統領候補ケリー氏のスピーチだった。
今までケリー氏についてはぼんやりとした印象しかなかったのだが、改めて彼のスピーチをちゃんと聴いてみると意外な力強さに少し驚いた。 今までの経歴、家族や友人達との信頼関係(このあたりは親近感を持たせるための作戦?ケリー氏は「冷たい」「人間味が見えない」という印象があるらしいので。実際、『親近感がある』という理由でブッシュ氏に投票した人が意外と多いのだ。当時の同僚の子も、「彼はキュートだ」と言っていた。)、そしてアメリカの未来についての明確でポジティブなアジェンダ。 そして何よりも好印象だったのが、ブッシュ大統領についての直接の批判を全くしなかったこと。 今月末の共和党のコンベンションでケリー氏に対してどう出るのか興味大だ。



COSTCO

というのは大型ディスカウント・ショップで食料品から電化製品、車、保険、トラベル・エージェンシーまで揃っている。(日本にもありますね。)

この会社について、面白い記事を読んだ。
なんでも、この会社は社員をとても大切にするとかで、最低賃金も他の大型ディスカウント・ショップよりやや高め、健康保険も完備されているという。
「従業員に満足して幸せに働いてもらうことが、ひいては会社のためにもなる」
という、(アメリカでは非常に珍しい)ポリシーを持っているそうだ。

実は私たち、ここのメンバーシップが今年の8月で切れるので、「年に2度トイレット・ペーパーと干ししいたけをまとめ買いするくらいだし、更新はやめようかな〜」と思っていたのだが、この記事を読んで「これからもっとここで買い物することにしよう」と考えなおした。

私たち夫婦のお買い物ポリシーは、「いくら有名な会社でも、会社のポリシーが好きでないところからは買わない。」という変なとこがある。
「従業員を大切にする(表立ってそう言っていても、その実そうじゃないとこもあるけど)」、「会社の利益よりも顧客の安全を最優先する」などといった会社のものは、多少高くても買わせていただきたいという気持ちになる。
そんな人、わりと多いんじゃないかな。



コンベンション始まる

今日から共和党のコンベンションが始まった。
私は台所から家事をしながらところどころ観ていた。
ジュリアーニ元NY市長も登場し、
「強いアメリカ、屈しないアメリカ、世界一のアメリカ」を叫んでいる。それに歓声を上げる群衆を見ていると、なんともいえない違和感と空恐ろしさを感じて気分が悪くなってきた。

アメリカに住む外国人は、どういう思いでこの演説を聴いているのだろうか。
今や世界で一番嫌われている国とまで言われるアメリカ。
この、アメリカ国民が信じてやまない「世界一のアメリカ」という考えこそが、他国の者にとって一番嫌悪される原因なのではないか。
私は多分この先何年ここに住まわせてもらっても、「世界一のアメリカ」に違和感を覚え続けるだろう。



 
メルマガ廃刊にあたって

とうとうメルマガを廃刊する決心をしました。

はじまりは去年の夏に義母が亡くなって以来、なんだか気が抜けたようになって色んなことが滞りがちになってきたことです。

メルマガも週刊から不定期発行に変えさせていただいて、それでも自分の中では月に一度の発行を目指していたのですが、今度は日常の 雑事に追われていよいよ発行に間があくようになってきました。

基本の切り方/肉・魚編も結局お届けすることも出来ずに、申し訳ないです。
購読して下さっている方も、こんないつ届くかも分からないメルマガを応援してくださって、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。

定期的な発行の見通しが付くまで一時休刊にしようかどうか、ずっと迷っていたのですが、結局ずるずると伸ばし伸ばしになってしまってはかえって ご迷惑をおかけすると思って廃刊の決心をしたのです。

無責任な自分をお許し下さい。。
購読して下さっていた皆さん、短い間でしたが本当にありがとうございましたm(_"_)m



ブッシュ大統領

前回同様、今回もまた卑怯な手口を使っている。
彼の言動は、どうしても好きになれない。
ベトナム戦争時のことや前回のマケイン上院議員に対して使った汚い手口、そして今回のケリー氏に対するデマ攻撃。本人は関知していないというが、そんなはずはないでしょう。
現にデマだと判明したのに、ケリー氏の支持率に大打撃を与えている。
(マケイン上院議員もこの次の大統領選に出馬するという目的があるから今回のコンベンションで応援演説を行っているけど、ブッシュ氏に関しては明らかに『大嫌いだ〜』オーラを発している。)
何より、(原稿なしでのスピーチだと)あまり誠意と知性が感じられない彼の話し方。。もっとも、そこに親近感を持つ人が多いのかもしれないけど。
あまりこんなことを書くと自分の知識の薄っぺらさをさらけ出してしまうのであれだけど、ブッシュ氏が次期大統領になるのは嫌だなあ。(結局は好き嫌いの問題だったりする)
ケリー氏にはデマ攻撃に屈せずに、がんばって当選してもらいたい。ケリー氏が大統領になってもあまり変わらないという意見もあるけど、せめて公約したことは実行しようとするだろうから。ジョン・エドワード氏にも期待したい。



ところで

改めてここを読み返してみると、なんだか批判ばっかりしているような気がする。
思ったことを書いてる=批判的ということは、私って攻撃的な性格なのかもしれない。
うむぅ。。



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